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テクニカル分析

これからFXを始める方はぜひ最低限のテクニカル分析の基本をおさえておいてください。為替相場の動向を分析するうえで、覚えておかなければいけないことは3つだけです。実はテクニカル分析の基礎は非常に簡単です。

まずなぜテクニカル分析が重要かというと、分析のもととなるチャートは過去の為替レートから形成されており、その時々のマーケット心理、ファンダメンダルズなどすべての要素を織り込んで形成されています。

世界中の投資家、トレーダーが一つのチャートを見て、為替レートの動向を分析しており、売買が行われる重要なポイント、すなわちテクニカルポイントというものがあるのです。そのテクニカルポイントを為替レートが上に抜けていくか、下に抜けていくかで、その後の為替相場にトレンドが発生するため予想が立てやすくなります。まず覚えてほしいのが、サポート(支持線)とレジンスタンス(抵抗線)という用語です。

サポート(支持線)は相場が上昇トレンドにある時、反落してもそれ以上下がらない価格帯をいいます。チャート上で売りを吸収してしまう強い買い圧力が存在する価格水準のことをさし、チャート上では、前回反落時の安値がサポートの目処になります。

レジスタンス(抵抗線)はその逆で、相場が下降トレンドにある時、反発してもそれ以上上がらない価格帯をレジスタンスといいます。チャート上で買い圧力を吸収してしまう売り圧力が存在する価格水準のことをさし、チャートでは、前回反発時の高値がレジスタンスの目処になります。

サポートは前回の安値、レジスタンスは前回の高値としましたが、サポートやレジスタンスが一度決定的に破られると、今度は役割が逆転して、レジスタンスがサポートになり、サポートはレジスタンスになることがあります。

最後にレンジブレイクアウトという用語です。レンジブレイクアウトは、レジスタンス、サポートラインを為替レートが上抜けた場合、下抜けた場合におこります。レンジブレイクアウトがおこったとたん、為替相場に参加しているトレーダーはトレンドに乗ろうと、一気に売買をしてくるため、そこに大きなトレンドが発生する可能性があります。たとえば100.50円という為替レートにレジスタンスがあったとします。

あなたはここで、このような予想をたてることができます。100.50円を上抜ければ、レンジブレイクアウトが発生し、一気に為替レートは吹きあがる。または100.50円で上抜けることができず、100.50円を頭に為替レートは下落する。 つまり100.50円というテクニカルポイントで上に行くか、下に行くかをその時々のマーケットのテーマ、それに関する情報をもとに方向性を予想すればいいだけなのです。

例えば、下のドル円の日足チャートです。まさにこの92.00円のレジスタンスを上抜ける、まさにレンジブレイクアウトが起こりそうなチャートです。私が単純に下のチャート図からドル円を予想するならば、92円を抜けた為替レートが次に狙うのは98円。ここに数か月を期間としたトレンドが発生する可能性が非常に大きいとします。もし上抜けることができなかった場合の下値は直近のサポート88円が目安。テクニカルチャートを見ただけである程度のシナリオをそこから作ることができてしまうのです。

覚えておこう

テクニカル分析をするために「サポート(支持線)」「レジスタンス(抵抗線)」「レンジブレイクアウト」この3つのテクニカル用語を覚えよう。

まずは基本的なテクニカル分析をもとに、チャートを見る癖をつけましょう。チャートは世界中の投資家、トレーダーが見ている信号のようなものです。テクニカルポイントが発生したら信号機は青。それが売買のサインになります。


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