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通貨の特徴と選び方

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豪ドル円（ＡＵＤ/ＪＰＹ)の特徴

豪ドル円はオーストラリアドル円の日本国内の略称です。オースラリアドルは安定的な高金利通貨として個人投資家に人気があるとともに、インターバンク市場においても金融機関が取引する通貨ペアです。中国への輸出拡大、金、鉄鉱石など鉱山物価格などコモディティー価格も上昇していることから、その大生産地であるオーストラリア経済は成長を続けています。2010年、最も買われる通貨であることはほぼ間違いはないだろう。豪ドル円（AUG/JPY）の為替レートはポンドドル、ドル円を掛け算して算出されます。


豪ドル円（ＡＵＤ/ＪＰＹ)の通貨ペアの特徴

1 オーストラリア、日本ともに為替レートに影響を及ぼす経済指標や、ニュースが割合、豊富で値動の予想がたてやすい。
2 豪ドル円はCRB指数などコモディティー価格と連動する傾向がある。
3 サブプライム問題以降、先進国の中で唯一、政策金利の段階的引き上げを実施。

為替レートの推移と政策金利の行方

※ オレンジ色の線は為替レートの推移。
　　水色の線は金利差の推移となります。

オーストラリアの2009年７月-9月期の実質GDP成長率は前月比0.5%と3四半期連続でプラスの伸びを維持していたため、豪州中央政府は2回の利上げを実施した。このGDP成長率を引き上げた一番の要因は純輸出となっている。個人消費部門、失業率などの雇用も上向いていることからオーストラリア経済が回復期にはいったことはほぼ間違いなく、今後来年にかけ世界的に需要が回復するとみられることから、回復ペースが加速するだろう。その一方、政策金利は豪州中央銀行（RBA）の主要幹部から、持続的な経済発展のための段階的利上げがいったん終了したとのコメントが出ていることから、今後の連続的な利上げは望めないであろう。しかし主要通貨では最も豪ドルが魅力的に感じられ、足元の景気回復から対日本との金利差も拡大していくことと思われる。


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豪ドル円（ＡＵＤ/ＪＰＹ)のテクニカル分析

月足で豪ドル円の長期的なサポート・レジスタンスを見ると、上は100円、下は55円となる。2008年サブプライムローン問題以降、いち早く政策金利を引き上げたオーストラリア。当前、豪ドルの為替レート動向が注目される。しかし足元はその上昇も一服している。豪ドル/米ドルが0.95のレジスタンスにはばまれ、ドル円も90円を上抜けないため、豪ドル円（AUG/JPY）の上値余地も限定的になるであろう。しかし豪ドル/米ドル、ドル/円が上昇基調にはいった場合、豪ドル円は100円を目指す展開となることも十分予想される。


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豪ドル円（ＡＵＤ/ＪＰＹ)の投資スタイル適正

デイトレード派 △　トレンド追従派 ○　スワップ派 ◎

オーストラリアの基本データ

人口 2040万人 政策金利 6.25％
GDP 6906億ドル ＧＤＰ成長率 2.90％
一人当たりのGDP 3万5,000ドル 外貨準備高 423億ドル
貿易収支 351億ドル 経常収支 262億ドル

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