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FXの基礎知識

信託保全

信託保全とは

FXの信託保全とはどのような仕組みなのだろうか。信託保全は投資家の資産を守るスキームであり、取引会社を選択するうえでは、絶対はずせない条件となる。しかしFX会社の信託保全について完璧に言える投資家はまずいない。

実は「信託保全」といっても投資家のお金を完全に信託保全する「完全信託保全」または「全額信託保全」、自社の資金と分別管理している「分離保管」または「一部信託保全」とはその安全性は大きく異なる。最近はFX会社も金融庁の免許登録が必要になったため、健全な経営がされているようでもあるが、信託保全スキームについては、最低限の知識は持っておいたほうがいいだろう。

以下が信託保全のチェック項目となる。

1.完全信託か一部信託か

全額信託保全または完全信託保全とは顧客証拠金全額を信託保全するスキームです。一部信託はカウンターパーティ(FX会社のカバー取引先金融機関)に担保金として差し入れた後の証拠金残高を信託保全するスキームのことである。そのFX会社が倒産した場合、全額信託保全または完全信託保全の方が投資家には安全なので、FX会社を選ぶ時の参考にしたほうがいいだろう。

2.週次信託か日次信託か

証拠金金額はその残高が為替レートの変動により毎秒単位で変わるので、信託残高の確認・更新をする時期が短ければ短いほど、顧客資産の安全性が高い。つねに最新の口座残高が信託されることになる。信託残高を更新する時期が週次か日次の違いは意外に大きい。1の次に確認したほうがいいのがこの2となる。

3.未実現損益を含んだ金額か、証拠金金額か

完全信託でも、@信託金額が証拠金金額のみか、A証拠金額に「保有ポジションの未実現損益(含み損益)+スワップ金利相当分」を加減した未実現損益を含んだ証拠金額かの違いがある。特に長期保有目的の投資家にはスワップ金利収益や保有ポジションの含み益が大きな金額になるので、口座全体の金額が信託保全されるスキームの方が安心である。


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全額信託保全の例

全額信託保全の例をFX会社のホームページからご紹介いたします。以下の図はセントラル短資FXのホームページから引用したイラストです。まずしっかり「全額信託保全」スキームを採用していることがわかります。また「スワップ金利分、未実現損益」まで毎日、信託保全されていることも明記されています。これが上記1〜3の条件を満たすFX会社の例となります。


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