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私の成功例と失敗例

私の成功例と失敗例は「キャリートレード」に関係します。私の取引スタイルは、デイトレードとスワップ狙いの中長期的な外貨投資です。2つの取引スタイルを約5年にわたり同時に行ってきました。デイトレードは時間があるときニューヨーク時間を中心に、大きなレバレッジをかけ30pips〜50pipsの間で利益、損失確定をくりかえします。一応、それなりの成績を残すことができているので、デイトレードは合格です。しかし問題はキャリートレードです。

2003年からオーストラリアドル円(AUD/JPY)を中心にキャリートレードをしてきました。キャリートレードは個人投資家の多くがFXで行っている取引で、スワップ金利収益と、為替売買益を狙う投資手法です。

サブプライム問題が勃発する前までは、なんとまあ儲かること・・・。68.50円で始まった僕のキャリートレードのポジションは最高時で、証拠金の約5倍の利益をたたきだしました。なんとオーストラリアドル円は、世界経済の拡大と、高騰を続けるコモディティー価格に支えられ、1万豪ドル円につき約40円幅も利益がのってしまったのです。レバレッジ約10倍で数十万単位で取引していましたので、一時は数百万円単位の利益が出てしまいました。

まさに絶好調の波にのっていた僕のキャリートレードはサブプライム問題による絶叫とともに終焉を迎えました。100円を超えていた為替―トが毎週、数円単位で落ちていき、最後には2003年の買い値まであっという間に戻り、利益がすっとんでしまいました。その時わかったこと。キャリートレードにも損失確定が必要で、デイトレードと同じように、中長期的な情報収集と分析が必要である、ということ。そしてトレンドを追うことが必要であるということです。

覚えておこう

キャリートレードにも損失確定が必要で、デイトレードと同じように、中長期的な情報収集と分析が必要である。そしてキャリートレードほどトレンドを追うことが必要である。

@スワップによる収益は、為替差損のスピードには追いつけない。 A高金利通貨は売られると、あっという間に下落する。 B必ず損失確定注文を出しておく。

やはりキャリートレードの基本は、安く買って高く売ること。為替レートはいつまでも上がり続けないので、利益を確定するタイミングが最も重要である。

私が7年間のFXで学んだことは、決済するタイミングとその決断です。その元となる為替情報の収集と、分析は絶対におろそかにしてはいけない重要な事項です。


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