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ファンダメンダルズ分析とは

ファンダメンダルズ分析とは教科書的にいえば、経済の基礎的条件の分析。つまり経済活動の状況を示す基礎的な要因を分析することをいいます。ファンダメンダルズ分析のもととなる経済の基礎的条件は経済指標で示すことができます。経済指標とは、経済成長率(GDP)、物価上昇率、失業率、財政収支の赤字(黒字)率、経常収支(赤字・黒字額)などのことです。

そして為替相場におけるファンダメンダルズ分析をするために注目したいのが以下の5項目です。

為替を動かす5つの要因 @景気 A金利 B貿易黒字 C金価格 D政治安定性

これらにかかる経済指標発表は必ず確認するようにしましょう。特に米国の@景気、A金利、B貿易黒字、D政治安定は非常に重要です。米国は世界経済の舵取り役として、世界中の投資家、トレーダーがその動向に注目しており、米ドルを中心に為替相場は変動するからです。また為替相場で最も取引されている通貨ペアはユーロドルであるため、米ドルとユーロの力関係にも注目する必要があります。そういった意味では米国とユーロ圏の経済指標、イベントは最低限おさえておかなくてはいけないでしょう。以下の経済指標結果から、上記「為替を動かす要因の5つ」を推し量ることができるため要チェックです。

米国の主要イベント

指標など 発表時期 内容など
雇用統計 毎月第一金曜日 米国の代表的指標のひとつ
ISM製造業景況感指数 毎月第一金曜日 50%が判断の基準
小売売上高 毎月中旬 コンセンサスに注意
貿易収支 毎月10日頃 コンセンサスに注意
大統領選挙 11月4日 民主・共和党の政策に注意

欧州の主要イベント

指標など 発表時期 内容など
雇用統計 毎月第一金曜日 米国の代表的指標のひとつ
ISM製造業景況感指数 毎月第一金曜日 50%が判断の基準

以下の表の一行目は、日本の景気が上向けば(上向きの矢印)、米ドルが下落すれば(下向きの矢印)という意味になる。同様に下段の表の一行目は、米国の景気が上向けば、米ドルも上昇するということだ。

【為替が動く主な要因と、その影響】為替が動く主な要因と、その影響

日本の景気が好調になると、日本への投資も盛んになる。金利も上昇する傾向が強まるだろう。一方で、米景気が横ばいで金利が上がらなければ、日米の金利差は縮まり、円高になりやすい。この金利差が拡大していくのか、縮小していくのかで為替レートの方向性も決まってくる。

覚えておこう

基本的には、金利の上昇する方の通貨が上がりやすく、金利が上がらないか下がるほうが下がりやすくなる。そう考えていただきたい。厄介なのは、このケースで言う日米双方で景気が良いような場合。こうなると円高、ドル高それぞれの要因があるということになるが、どうなるのだろうか?

より景気回復の動きが強いほうの通貨が買われ、為替レートもそのような動きになると考えたほうがいいだろう。例えばドル円で考えた場合は以下のとおり。

@日本の景気回復より、米国の景気回復が早い=円売りドル買い。 A日本の景気回復のほうが、米国の景気回復より遅い=円買いドル売り。


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