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通貨の特徴と選び方

NZドル円(NZD/JPY)の特徴

NZドル円(NZD/JPY)はNZドルと日本円の組合せの通貨ペアです。豪ドル円とならぶ高金利通貨として個人投資家に人気のオセアニア通貨の代表格で、豪ドル円以上に高金利として外貨預金、FX投資家に人気です。ニュージーランドは国の金融政策により、外貨の導入に積極的で、安定的に高い政策金利により海外からの投資マネーの誘導をしています。その一方、NZドル円は急激なNZドル高がすすむと、ニュージーランド中央銀行のNZドル売り介入により、急落する可能性があるため注意が必要です。


NZドル円(NZD/JPY)の通貨ペアの特徴

1 ニュージーランドの経済、金融に関する情報は主要国に比べると少ない。日本時間では早朝になり、情報配信元が営業していないことも理由のひとつ。
2 NZドル円はCRB指数などコモディティー価格と連動する傾向がある。
3 サブプライム問題以降、オーストラリアの景気回復に連動し、同国も景気回復がすすんでいる。

為替レートの推移と政策金利の行方

ニュージーランド(NZ)の4-6 月期実質GDP は、前期比+0.4%と6 四半期ぶりにプラスとなり、景気後退に歯止めがかかる形となった。事前の市場予想では小幅マイナスとなっており、マーケットではサプライズとなった。輸出が、乳製品や木材・乳製品など一次産品を中心に前期比+4.7%と2 期連続のプラスとなったほか、個人消費が、減税などの景気対策や前期までの反動などから、同+0.4%と持ち直したことが寄与した。減税の効果の一巡で、各経済指標が停滞するかに注目であろう。しかし、生産の先行指標として注目される企業マインドが、02 年6 月以来の水準まで回復してきていることからNZ経済が回復基調にはいっていることが予想される。隣国オーストラリア経済が回復基調に入っていることから、ニュージーランド経済もそれに牽引されることだろう。

オレンジ色の線は為替レートの推移。
  水色の線は金利差の推移となります。

NZD/JPYの為替レート上昇には金利差の拡大が不可欠であるが、2010年半ばから世界経済の回復により、ニュージーランド経済も景気回復するだろう。NZの政策金利が上がれば、過去例にみない安値にあるNZドル円には大きな上げ余地がありことから注目の通貨ペアであることは間違いない。


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NZドル円(NZD/JPY)のテクニカル分析

月足でNZドル円の長期的なサポート・レジスタンスを見ると、上は90円、下は50円でしっかりとしたサポートラインがみてとれます。2008年サブプライムローン問題以降、いち早く政策金利を引き上げたオーストラリアドル円に連動し、70円の上抜けを目指していうように見えます。しかしながらニュージランドドル/米ドル(NZD/USD)の上値が0.75となっており、0.80のレジスタンスは非常に固いことが予想されるため、NZドル円がもう一段上にぬけるためには、ドル円の上昇が不可欠となっている。


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NZドル円(NZD/JPY)の投資スタイル適正

デイトレード派 ○ トレンド追従派 ○ スワップ派 ◎

ニュージーランドの基本データ

人口 410万人 政策金利 6.25%
GDP 2.8% GDP成長率 2.20%
一人当たりのGDP 2万6,400ドル 外貨準備高 82億ドル
貿易収支 28億ドル 経常収支 ▲38億ドル

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