FXの取引スタイル
FX初心者の方が一番はじめに悩むのが為替相場の分析の仕方だ。私はFXをはじめて7年がたつが、初めはそうであった。しかし安心してほしい。相場分析は非常にかんたんなのだ。最も重要なのは為替相場の「トレンド」を読むことである。相場を大きく動かす要因はなにか。その原因となる材料を解読する力が投資成果の向上の決め手になる。
細かに売買を繰り返すのではなく、ゆったりと取引し為替相場の“大きな波”つまりトレンドにのることがFXでは重要なのだ。トレンドをうまく予想し、為替レートの小さな変動に狼狽せず、今の立ち位置をしっかり把握してほしい。
トレンドにすることができれば、大きな利益を得ることができる。この点をしっかり覚えておいてほしい。トレンドを読むために注目してほしい点は4つ。これまで難解に思えた相場分析が実は単純なものであると気がつくであろう。
FX初心者が覚えなければいけない重要FX用語
ロングとショート
売り買いの状態(ポジション)を表す言葉で、ロングとは「買い持ちの状態」を、「売り持ちの状態」を指す。たとえば、ドルを買っている状態で、今後ドル高に動けば利益になり、ドル安に動けば損失となる。
ポジション
売り買いの状態を表した言葉。「建て玉(たてぎょく)」ともいい、決済が終了していない取引の数量を指す。買い持ち高(買建玉)と売り持ち高(売建玉)の差から、買い持ちが多い場合は、「ロング」、売り持ち高が多い場合は「ショート」と呼ばれる。売り買いが均衡、同じ数量の場合は「スクウェア」と呼ばれる。市場全体の状態を指す言葉としてつかわれるが、「自分のポジションは円ショート」と個人投資家の状況を示す言葉としてつかわれている。
スワップレート
フォワードレートは通貨の金利差によって決まる。たとえば日本の利率が年利4%で1年先のドルを購入する場合、ドル円相場が変わらなければ、3%分円が高くなることになり、それを考慮したレートになる。この金利差をスワップポイントといい、金利を考慮した先物レートと直物レートの差をスワップレートと呼ぶ。スワップ取引とは、直物と先物の2つを組み合わせたもの。直物を売ると同時に先物を買うこと(またはその逆)を指すが、これを行うことで、スワップポイントを得つつ、相場の変動リスクを回避できるため、為替市場では主流になっている。
ストップロス・ロスカット
ストップロスとは、大きな損失を防ぐため、自らが定めたレートを超えた場合、決済をして損失を確定させる注文方法。一方、ロスカットは、FXの証拠金取引でもよくつかわれる言葉。保有している通貨が値下がりし、それ以上値下がりすると預け入れた資産よりマイナスになる場合や、当初預け入れ資産に比べて時価の比率がFX業者の定めた規定を下回った場合、FXでは強制決済される。
スポットとフォワード
スポットは直物(じきもの)とも呼ばれ、売買の成立(約定)から2営業日後に資金決済(受け渡し)する為替取引のこと。一方、フォワードは先物(さきもの)と呼ばれ約定から受け渡しまでが、6か月後や1年後など、2営業日を超える為替取引を指す。
カバー取引
注文を受けた銀行やFX業者が、他の銀行など別な相手と反対の取引をして、為替変動による損失を回避する取引。たとえば、顧客が1万ドルの買い注文を出した時、銀行間取引などで1万ドル売り注文を出しリスクを相殺する。
インターバンク
銀行間取引。外為市場(外国為替市場)は、銀行間で為替取引をする市場と、銀行などが顧客と取引する対顧客市場にわかれる。
キャリートレード
より金利の低い国(通貨)で資金を調達し、より高い金利の国(通貨)で運用することにより、金利差(スワップポイント)で利益を稼ぐ方法。円キャリートレードとは、円で資金を調達し、高金利通貨などで運用する方法を指す。
固定相場と変動相場
固定相場制は為替相場を固定させる制度。1970年代まで、ブレトンウッズ体制によってドル円は1ドル=360円に固定されていた。変動為替相場は、為替相場が自由に動く制度。為替相場には一定幅のレートに収まるよう中央銀行が操作する管理変動相場制度もあり、中国などが採用している。ペック制は、米ドルなどがある特定通貨との為替相場を一定に保つ制度。
ボラティリティ
価格やレートの変動幅、変動率を指す。ボラティリティが大きい場合、損益の振れ幅も大きく、リスクも高くなる。
通貨の予想は、このFX会社の為替情報がいい
FX口座内で優良な為替情報を無料で閲覧できる会社をご紹介。ドル円の予想から、豪ドル円、NZドル円、ランド円など高金利通貨の情報も豊富です。口座開設をすると無料で閲覧できます。
驚異のスプレッド0銭〜!
FXのプロが語るFX投資の秘訣とは
FXの基礎知識
注文方法
通貨の特徴と選び方
おすすめランキング
掲載FX業者
用語集
リンク集
これからFXを始める方へ
これからFXを始める初心者の方はドル円が歴史的な下落 トレンドにあることを念頭に入れ取引をしましょう。 為替レートは一方的に上がったり下がったりすることは ありません。指値、逆指値注文を使い、こまめに利益確定 をするようにしてください。同時にトレール注文をマスタ ーすると便利です。